細野晴臣 タイタニック [細野晴臣 タイタニック]

2012年4月15日に沈没後100年を迎えるタイタニック号。映画タイタニックが3Dで上映されたり、タイタニックと同じ航路をたどっているイギリスのバルモラル号が話題となっておりますが、あのYMOの細野晴臣さんの面白い記事がこちらに載っています。

記事にもあるとおり、細野晴臣さんの祖父、細野正文氏は日本人で唯一タイタニック号に乗船された方。
しかも、生存者として無事帰国しています。

しかし、生きて帰ってきた細野氏は、
「他人を押しのけて救命ボート(13号ボート)に乗った卑怯な日本人」
として、世界中から批判を受けました。
実際には、細野氏は13号ボートには載っておらず、別人だったことが判明しております。
当時細野氏は、全く弁明することなく批判を受け入れたそうで、細野氏の汚名が晴らされたのは、細野氏の死後、1997年に公開された映画「タイタニック」の資料として集められた様々な資料からわかったことのようです。
卑怯なまねをして救命ボートに乗ったわけではありませんが、生きて帰ってきたことにたいして、武士道精神に悖ると感じたのでしょうか?一切の弁明をすることもなく沈黙を貫き通した細野氏の姿勢こそ武士道精神たるものだと感じますね。
細野氏は、明治のご時世に日本人で唯一タイタニック号に乗ったような方ですから、おそらく立派な方だったと感じます。
それにこの時代の日本人は特に一等国として認められたい一心で、どんな国よりも国際的なルールに敏感でしたから。女性、子供が優先というルールに徹したと思われます。

細野氏の孫である細野晴臣さんは、なんの因果か、タイタニック号の沈没がモチーフにもなっていると言われる「銀河鉄道の夜」の音楽を手がけています。
100年たって、細野正文氏の精神は立派な孫によって語り継がれております。



細野晴臣 「銀河鉄道の夜」オリジナル・サウンドトラック

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